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断罪
F1 機密情報流出事件でマクラーレンの選手権ポイント剥奪決定 約115億円の罰金も (Sankei WEB)

 国際自動車連盟(FIA)は13日、F1世界選手権シリーズに参戦しているトップチーム、フェラーリとマクラーレン・メルセデスが絡む機密情報流出事件に関する聴聞会をパリで行い、マクラーレンから今季のコンストラクターズ(製造者部門)ポイント(所属ドライバーが獲得したドライバーズ・ポイントの合計)を剥奪(はくだつ)する処分を決めた。

 ドライバーズランキングで首位のルイス・ハミルトン(英国)と、2位のフェルナンド・アロンソ(スペイン)の、所属する2人に対する処罰はなく、両者は今季残る4戦に出場し、ドライバーズ・ポイントを獲得できる。ただ、その場合もチームにコンストラクターズ・ポイントは加算されない。またチームには、過去最高額となる1億米ドル(約115億円)の罰金が科された。

 マクラーレンの技術者が元フェラーリの技術者から機密情報を得たとされる事件で、FIA世界モータースポーツ評議会は7月に聴聞会を開き、マクラーレンに国際スポーツ法典違反があったと認定。しかし違法に入手した技術を今季の車両開発に流用したと認めるには証拠不十分とし、チームへの処分を見送った。

 ところがFIAが今月に入って「新たな証拠を入手した」として評議会を再招集したことから、当初は2007、08両年の選手権からの除外などさらに厳しい処分が予想されていた。決定ではマクラーレンに来季用車両の技術報告を提出させ、今年12月の同評議会で08年の参戦の可否を決めるとしている。

 マクラーレンのロン・デニス代表は処分の決定後、今週末の第14戦・ベルギーGPへの出場を表明した上で、「こうした形での処罰は受け入れられない。われわれのドライバーやスタッフが提示した証拠は、われわれが無実であることを明白に示している」とする声明を発表。FIA国際控訴裁判所への控訴も視野に入れていると思われる。

 FIAでは今回の決定に至った理由を14日に明らかにするとしている。
7月からからF1サーカスに影を落していたマクラーレンのスパイ疑惑。
ついに近年のF1で最大の事件と言ってもいい事態にまで発展してしまいました。

事件の概要は、マクラーレンのチーフ・デザイナーであるマイク・コフランが、元フェラーリのテクニカル・マネージャーのナイジェル・ステップニーからフェラーリのマシンに関する機密情報を入手し、それをマクラーレン・チームが使用した、という疑いです。

FIAは7月の聴聞会でマクラーレンの行為の違法性を認めながらペナルティを課すことは無く、事実上「お咎めなし」とも言える灰色判定を下していました。
が、やはりフェラーリとしては到底納得できる判断ではありませんでしたし、フェアな勝負を望むファンの立場から見ても腑に落ちない部分は大きかったと思われます。

そして今回の裁定ですが、マクラーレンにとっては非常に厳しいものとなりました。
1億ドルもの巨額な罰金が科され、さらにコンストラクターズ・ポイントのトップから一転、タイトル争いから脱落ということになってしまったのです。
ただし脱落と言ってもあくまでコンストラクターズ・タイトルのみで、ドライバーズ・ポイントはこれまでの分も含めて認められるのでドライバーズ・チャンピオンシップには基本的に変化はありません。
しかしロン・デニス以下マクラーレンのクルーのモチベーション低下は避けられないでしょうし、タイトル争いを繰り広げる2人の所属ドライバーにも間接的に影響を及ぼすことになるでしょう。

フェルナンド・アロンソとルイス・ハミルトン。
奇しくも同じチーム内でタイトルを争っている2人ですが、今回の疑惑に直接関わっているということは無さそうです。
2人への直接のペナルティが無かったことは、コース上での決着を望む立場からすれば幸いなことでした。
トップを争うフェラーリの2人のドライバー――キミ・ライコネンとフェリペ・マッサをポイントで大きく引き離しているだけに、チームの不祥事でタイトル争いに水を差されてはドライバーもファンも失望するでしょう。

しかし――フェラーリの機密をもとにマクラーレンが今シーズンのマシンや戦略を組み立てていたのだとしたら――そもそもフェラーリを突き放しているというこの状況は到底フェアなものとは呼べなくなってしまいます。
とすれば、アロンソとハミルトンに何の咎めも無いというのも何だかおかしい気がしてきます。
2005年の王座陥落以来、なんとか再びトップ争いが出来るマシンを作り上げてきたフェラーリと、悲願のタイトル獲得のためにフェラーリで心機一転を図ったライコネン。それがライバルのスパイ行為によってフェアな戦いが出来ぬままタイトルを奪われるというのでは、どうにもやり切れません。
どうしても僕はフェラーリに肩入れしてしまうのですが、こんな状況の中でマクラーレンの2人にタイトルを取って欲しくは無いというのが正直なところです。

F1というスポーツが持っている影の部分を、一段と派手に露出させてしまった今回の事件。
まったく、F1ほど「政治」が絡むプロスポーツは他に類を見ないと思います。「スパイ」と言ってもプロ野球チームがよくやる「偵察」などとはワケが違いますし……
チームごとに独自のシャシーを作って参戦しなくてはならないF1は、他のモータースポーツと比較しても資金調達や情報工作といったチームの活動が大きく影響するため、どうしても黒い噂が飛び交うような状況になりがちです。
コース上でのバトルが見られず、ミハエル・シューマッハのような超有名ドライバーも居なくなり、さらにはチームやドライバーの違反行為が横行する――現在スポーツとしてのF1は、ファンを惹きつける要素を失いつつあると言えるかもしれません。

――単なる商業主義ではなく、本当に熱くなれるバトルを。
ファンが一番に望んでいることは、果たしてチームやFIAには伝わっているのでしょうか。
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【2007/09/14 20:43】 | スポーツ | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
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