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風林火山(10)
第十三回「招かれざる男」

前回、知行二百貫で武田家に召し抱えられた山本勘助ですが、甘利虎泰をはじめとする家臣たちに疑惑の目を向けられ、家中きっての猛将・原虎胤と真剣勝負をする羽目になります。

前回のレビューで「互いに刀を抜き合わせた」と書きましたが、勘助の方はまだ抜いていなかったのですね。斬りかかろうとする原美濃を制止し、翌日湖のほとりで改めて決着をつけることを提案し受け入れられます。
同じ頃、当主・武田晴信の次男である次郎は疱瘡を患い生死の境をさまよっていました。次郎の身を案じ、回復を祈る三条の方と大井夫人(晴信の生母)。この場には後に義信と名乗ることになる嫡男・太郎もいたのですが、台詞も無いせいかあまり目立ちませんでした。
序盤では勘助対原美濃の一騎打ちと、次郎を取り巻く人々の様子が交互に描かれます。
翌日、水辺で対峙する勘助と原美濃。晴信と板垣信方をはじめとする諸将が見守る中、美濃は刀を抜きますが、またしても勘助はそれを制止し、逃げ場のない舟の上での勝負をもちかけます。業を煮やした美濃はあっさり承諾。
しかし、その舟は勘助が春日源五郎に用意させたものでした。勘助が舟に乗った瞬間に斬りかかった美濃ですが、勘助はそれをかわして舟の底に穴を空け、源五郎の舟に跳び移ります。泳げない美濃は勘助の投げ掛けた縄にすがるしかなく、勘助はここで勝利を宣言。
これを見て真っ先に笑い声をあげて賞賛したのが小山田信有。信虎健在の頃は策士としての面が目立った小山田ですが、勘助に対しては悪意を持ってはいないようです。板垣は満足そうな笑みを浮かべ、飯富虎昌も勘助の勝ちを認めますが、一人激昂して罵声をあびせていたのが甘利虎泰。甘利は原作でも最後まで勘助を認めようとしない敵役として描かれています。竜雷太さんはこれからが本領発揮でしょうか。
孫子の「兵者詭道也」という言葉を掲げ、自らの本意を示す勘助。晴信は血を流すことなく事態を収めた勘助を褒めたたえ、この騒動は落着となります。
一方、次郎はその日漸く意識を取り戻します。晴信や三条の方がほっとしたのも束の間、次郎が失明しているという事実が医師の口から告げられます。「嘘じゃ」と言って取り乱す三条の方…池脇千鶴さんの演技はホントに秀逸です。若い女優さんでここまで時代劇に合った演技が出来る人はちょっと他に見当たりません。由布姫役の方にとってはかなりのプレッシャーになるのではないでしょうか。

後日、教来石景政とともに館に出向いた勘助は偶然三条の方に出会います。ある意味運命の出会いです(笑)。はじめは親しげに声をかけていた三条の方ですが、勘助の左眼が疱瘡による失明だと知った途端に態度が豹変。汚れを払うかのように下がれと命じます。
次郎の病と勘助の出現を関連づけたのでしょう。現代の感覚では馬鹿馬鹿しいと思うかもしれませんが、むしろこの三条の方の態度のほうが当時としては一般的な感覚だったのですね。決してヒステリックになっていただけではないのです。

程なくして勘助は屋敷を与えられますが、そこには従者として太吉とおくまの一家が居ました。この夫婦もいい味を出しています。大河ドラマの創作部分の良い面が出ていますね。

一見平穏な甲斐の情勢ですが、領主が代替わりした国に乱はつきもの。真田幸隆が身を寄せる上州箕輪城主の長野業政が、関東管領上杉家の意を受け、武田勢が攻め取った信濃国佐久方面へと出兵したのです。
急報を受けた晴信は同盟を結んでいる諏訪頼重のもとへ使者を送りますが、頼重は若い晴信が当主となった武田家を侮り単独行動を目論みます。

次回のタイトルは「孫子の旗」。
一旦は収まった諏訪地方に、再び波乱が起きることになりそうです。
由布姫もいよいよ重要人物として浮上。演じる柴本幸さんの演技に期待です。
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【2007/04/01 22:23】 | 歴史 | トラックバック(2) | コメント(0) | page top↑
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風林火山~第13話・兵は詭道なり!
風林火山ですが、山本勘助(内野聖陽)もやっと武田家仕官が叶ったのに、旧家臣たちの妬みにあい前途多難です。とりあえず鬼美濃と一騎討ちをするハメになりますが、勘助は何だかんだ理屈をこねて、自分の有利な戦場に誘導していきます。(風林火山、第13話・招かれざる男 一言居士!スペードのAの放埓手記【2007/04/01 23:12】
甘利虎泰
甘利虎泰甘利 虎泰(あまり とらやす)は、戦国時代 (日本)|戦国時代の武将。武田氏の家臣で、武田二十四将、信虎時代の武田四天王の一人である。家系は甲斐源氏、武田氏の庶流にあたる。甲斐国甘利郷(山梨県韮崎市旭町付近)を治めていた。板垣信方、飯 みつきのブログ【2007/07/10 08:45】
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